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オーギュストロダンに迫ったフランス馬ザラケム陣営がジャパンC参戦に言及

2024年06月24日 13:05

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 19日に行われたG1プリンスオブウェールズS(英国)でディープインパクト産駒オーギュストロダンに迫る2着だったフランス馬ザラケム(牡4、父ザラク)のジェロム・レニエ調教師が同馬の今後のプランを語った。23日、「サラブレッドデイリーニュース」電子版が伝えている。

 次走についてはヨーク競馬場の英インターナショナルS(G1、芝2050メートル、8月21日)が有力で、「プリンスオブウェールズSと凱旋門賞のちょうど真ん中なので、出走するのにいいレースでしょう。間隔を空けて走る方がいい馬なので、あまり走ってない状態で、あと1回走って、凱旋門賞に臨むのがいいと思います」と凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)参戦の意思もはっきりと示した。

 また、「凱旋門賞の後はジャパンCか、香港ヴァーズに行く可能性があるので、年末までフレッシュな状態でいてほしい」と語っており、ジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)参戦についても言及している。

 ザラケムは重賞初挑戦だった昨年10月のG2コンセイユドパリ賞がイレジンの6着。今年初戦だった4月のG2アルクール賞はオリゾンドレを破って重賞初制覇。続くG1初挑戦のガネー賞は1番人気で8着に敗れたが、プリンスオブウェールズSでは後方待機からゴール前でオーギュストロダンに鋭く迫った。管理するレニエ師は今年のドバイターフ覇者ファクトゥールシュヴァルも管理している。

 プリンスオブウェールズSを制したオーギュストロダン陣営も前日22日に管理するエイダン・オブライエン調教師がジャパンC参戦を示唆するコメントを発しており、昨年の「ワールドベストレース」に輝いたジャパンC、晩秋の府中に世界の注目が集まっている。

出典:日刊スポーツ