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南アG1ダーバンジュライ、3歳馬のオリエンタルチャームが逃げ切り

2024年07月10日 13:02

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 南アフリカ競馬のシーズン総決算、G1ダーバンジュライ(3歳以上、芝2200m)が現地6日にグレイヴィル競馬場で18頭により争われ、11番枠から主導権を握ったオリエンタルチャームが、中団の後ろから内ラチ沿いを突くカズンケイシーを振り切った(クビ差)。

 スムーズな発馬を決めたオリエンタルチャームは、最初のコーナーまでにハナを取り切るとマイペースで17頭を先導。400m余りの直線では馬場の四分所からスパートし、カズンケイシーがオープンストレッチを利して内から伸びてくると馬体を寄せて押し切った。

 道中4、5番手で内ラチ沿い追走のロイヤルビクトリーが、2番手から粘り込むフラッグマンを差し切ってさらに1馬身差の3着争いを制し、連覇を狙ったウィンチェスターマンションは12着に沈んだ。

 オリエンタルチャームはB.クロフォード調教師が管理する3歳牡馬で、2014年のドバイデューティフリーでジャスタウェイの2着だったウェルキンゲトリクス(父シルヴァノ)産駒。昨年9月のデビュー勝ち後は条件戦での1勝のみだったが、今年2月のG1ケープダービーで3着に善戦し、6月8日の前走はG3ドルフィンズカップトライアルで重賞初制覇を飾っていた。これで通算10戦3勝としている。