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ラウダシオンがオーストラリアで種牡馬入り、日本でNHKマイルC制覇

2024年07月11日 15:37

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 日本でG1のNHKマイルカップなどを制し、オーストラリアへ移籍したラウダシオンが、同国ヴィクトリア州のラーニュークスタッドで種牡馬入りすることが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 ラウダシオンは父リアルインパクト、母父ソングアンドプレイヤーという血統の7歳馬。3歳だった2020年にNHKマイルカップを制し、21年にはG2京王杯スプリングカップも勝った。23年の京王杯スプリングC後に将来の種牡馬入りを念頭にオーストラリアへ移籍。昨年12月に1戦したのを最後に通算26戦5勝で引退した。

 日本ゆかりの種牡馬はオーストラリアでモーリスとロードカナロアが成功。現在ではフィアースインパクト、アドマイヤマーズ、パンサラッサらも同国で種牡馬入りしており、関係者によると「10年から15年前は誰も日本の種牡馬に見向きしなかったが、今では彼らを恐れる人はいない」とのこと。初年度種付け料1万1000豪ドル(約120万円)は、今春のラーニュークスタッドの種牡馬4頭では最高額だという。

 さらに同関係者は「オーナーはかなり繁殖牝馬を集めてラウダシオンをサポートするようだ。外部からの強力な支援も得られると確信している」と、順調な種牡馬デビューを切れると確信している様子だった。