現地13日、英ニューマーケット競馬場でG2スーパーレイティブステークス（2歳、芝7ハロン）が行われ、W.ビュイック騎乗のエインシャントトゥルースが1番人気に応えた。

　序盤は馬群に包まれて折り合いを欠くシーンも見られたエインシャントトゥルースだが、ビュイック騎手がやや下げてなだめて事なきを得る。残り2ハロン付近で追い出すと先行勢を難なくとらえ、追いすがるシーガルズイレブンに1馬身半差の勝利を収めた。

　C.アップルビー厩舎のエインシャントトゥルースはドバウィ産駒で、オーストラリア産駒の母ビヨンドリーズンは仏G2カルヴァドス賞など重賞2勝の活躍馬。自身はデビュー3連勝で重賞初制覇を果たした。

　同じゴドルフィンの所有馬で過去にスーパーレイティブSを勝った馬には、続く愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスも制したクオルト、古馬になってから米G1ブリーダーズカップマイルなどを勝ったマスターオブザシーズ、ヴィンセントオブライエンナショナルSや愛2000ギニーを制したネイティヴトレイルなどがいる。