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クールモア幹部がオーギュストロダンのジャパンC参戦に言及「今年の彼のメインの目標」

2024年07月17日 13:20

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 G1・6勝を挙げているアイルランドのディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)について、所有するクールモアグループの関係者があらためて、今秋のジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)参戦に向けた意欲を示した。

 15日、「サラブレッドデイリーニュース」電子版がマイケル・ヴィンセント(MV)・マグナー氏のインタビューを掲載。クールモアの総帥ジョン・マグナー氏を父に持ち、グループの幹部の1人であるMV・マグナー氏は「オーギュストロダンが英ダービーを勝ったときに、父が電話をかけてきて『ガリレオがダービーを勝ったとき以来の、クールモアにとって大きなできごとだ』と言いました。本当にそのとおりでした。エイダン(オブライエン調教師)が『オーギュストロダンはディープインパクトとガリレオという2つの大陸の出会いです』と言ったことは、完璧に言い表していました」と同馬の存在の大きさを語り、続けて、「私たちは今はもう彼(オーギュストロダン)のことを理解しています。彼には速い馬場とアグレッシブな騎乗が必要です。本当に…、今年後半のジャパンCに彼を連れてくることが夢です。これは今年の彼のメインの目標になるでしょう」と抱負を述べている。

 また、クールモアが今年、キタサンブラックとコントレイルを種付けするために所有する繁殖牝馬を日本へ送っていることも紹介。マグナー氏は「コントレイルとキタサンブラックに数頭の牝馬を送りました。コントレイルは素晴らしい競走馬で、血統も優秀です。グッドルッキングホースで、すべての条件を満たしている。まだ、未知の馬(アンプルーブン)ですが、うまくいくことを願っています」と種牡馬コントレイルの活躍に大きな期待を寄せている。

 ディープインパクト産駒の最終世代の代表産駒になるオーギュストロダンは2歳時にフューチュリティートロフィー、3歳時に英愛ダービー、愛チャンピオンS、BCターフを制し、今年は3戦目のプリンスオブウェールズSで古馬G1初制覇を果たした。現在はキングジョージ6世&クイーンエリザベス2世S(G1、芝2390メートル、27日=アスコット)へ向け、ブックメーカー各社が単勝前売り1番人気の評価を与えている。

出典:日刊スポーツ