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「ブラッドホース」が日本人の木村和士騎手インタビューを掲載…デルマー夏季開催に初参戦

2024年07月21日 13:19

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 「キムラが新たな扉を開く」-。20日から始まるデルマー競馬場の夏季開催を前に、米国の歴史ある競馬情報誌「ブラッドホース」電子版が19日、木村和士騎手(24)のインタビュー記事を掲載した。

 記事では北海道出身の木村騎手が6年前の2018年6月9日にカナダのウッドバイン競馬場でデビューしたこと、過去2年間はカナダのオフシーズン期間に西海岸のサンタアニタパーク競馬場で騎乗してきたことが紹介され、今回、デルマー競馬場の夏季開催に初参戦する木村騎手は「私はまだ24歳です。最高の騎手たちと一緒に乗って、できればブリーダーズカップの騎乗馬を見つけ、新しいチャレンジにトライしたいです」と意気込みを語っている。

 また、カナダに向かった当時は英語が話せず、所持金も少なかったが、カナダの人々に親切にしてもらったこと、実家が育成牧場を経営し、幼い頃から馬に騎乗してきたことなども紹介。記事によると、9月にデルマーの夏季開催が終了した後は、再びウッドバインで騎乗する予定となっている。

 木村騎手は開幕初日の20日に8鞍、翌日の21日に9鞍の騎乗があり、25日にもすでに7鞍の騎乗依頼が集まっている。記事ではベテランのエージェント(騎乗依頼仲介者)がいること、ヘルナンデス騎手やエスピノーザ騎手などとリーディングを争いに加わってくること、サンタアニタでトップ10に入る成績を残していて、その名前が知れ渡っていること、著名な調教師や馬主の馬に騎乗することも紹介されている。記事の最後は「いいスタートが切れるといいですね。カリフォルニアの競馬はよく分かりました。次はサンディエゴ(デルマー)を知りたいです」という木村騎手の言葉で締めくくられている。

出典:日刊スポーツ