ディープインパクト産駒オーギュストロダンが、昨年はまさかの大敗を喫した英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスでの雪辱を狙っている。

　オーギュストロダンは昨年、英愛のダービーを連勝した余勢を駆ってキングジョージに参戦したが、120馬身以上も遅れた最下位という結果に。ただしその後は米G1ブリーダーズカップターフなどを勝ち、今年はロイヤルアスコットでの英G1プリンスオブウェールズステークスで6回目のG1制覇を果たしている。

　英競馬メディア『At The Races』によると、A.オブライエン調教師は「彼はスーパーで、計画どおり。調子は良く、アスコット以降は全て順調だ」とオーギュストロダンの状態に太鼓判。また同師は「ルクセンブルクも同様だ。コンティニュアスもいる」と続け、5月の英G1コロネーションカップを勝ったルクセンブルクと、休み明けをひと叩きしたハーツクライ産駒コンティニュアスもキングジョージに出す意向を示した。