キングジョージの紅一点、ブルーストッキングは雨に期待
2024年07月26日 10:34
現地27日に行われる英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに唯一の牝馬として出走するブルーストッキングの陣営は、レースまでに雨が降ることを期待しているようだ。
R.ベケット厩舎のブルーストッキングはキャメロット産駒の4歳馬。昨年は愛オークスなどG1での2着が2回あり、今年は5月の英G2ミドルトンフィリーズステークスでの重賞初制覇から6月末の愛G1プリティポリーステークスも連勝と波に乗っている。
英競馬メディア『At The Races』によると、オーナーであるジャドモントのB.マホン氏は今週後半の雨予報が当たって馬場の硬さが和らぎ、ブルーストッキングのチャンスが増すことを願っている。
同氏は「状況を注視していくが、ラルフ(ベケット調教師)が言ったように、馬場が非常に速いようなら(出走を)再検討する必要があるだろう。今のところはキングジョージに向けて進み続け、予報より1~2ミリでも多く雨が降ることを期待する」と語った。
なおマホン氏は「キングジョージでうまくいったら、(8月の英G1)ヨークシャーオークスを考える」「また彼女が牡馬を相手にできると示せば、(10月の仏G1)凱旋門賞も検討できるだろう」と続けている。