欧州マイル路線で4戦無敗の上がり馬クッドワーが、現地8月11日の仏G1ジャックルマロワ賞でG1初制覇に臨むことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　S＆E.クリスフォード厩舎のクッドワーはキングマン産駒の4歳馬で、キングズベスト産駒の母サッジャーはドバイデューティーフリー（現ドバイターフ）などUAEでG1を2勝した活躍馬。今年はロイヤルアスコットでの英G1クイーンアンステークスを体調不良で回避するアクシデントもあったが、今月13日の英G2サマーマイルステークスで無敗のまま重賞初制覇を果たした。

　E.クリスフォード調教師は「ジャックルマロワ賞に向かう」と明言。「レース経験が浅く、まだ実戦で学んでいるところだが走るたびに成長している。G1に出る準備が整ったと感じている」と話している。