トゥーダーンホット、豪州の新種牡馬リーディングを制す
2024年08月01日 12:37
2018年の欧州2歳王者トゥーダーンホットが、オーストラリアの2023/24シーズンのファーストシーズンリーディングサイヤーに輝いた。
ドバウィ産駒のトゥーダーンホットは、母のダーレミ(父シングスピール)もドバイシーマクラシックなどを制した名牝で、母系には活躍馬多数という良血馬。2歳だった18年に英G1デューハーストステークスなど重賞3勝を含む無傷の4連勝で欧州2歳王者となった。
翌19年は故障もあってクラシックでは結果を残せなかったが、夏に仏G1ジャンプラ賞と英G1サセックスステークスを連勝。ただしその直後に故障が発覚し、引退を余儀なくされた。
引退後は英ダルハムホールスタッドで種牡馬入りし、オーストラリアでもシャトル種牡馬として供用。欧州での初年度産駒からは23年の愛G1モイグレアスタッドステークスと今年の愛1000ギニーを制したフォールンエンジェルが登場した。
オーストラリアでもシャンペンステークスとJ.J.アトキンスの両2歳G1を勝ったブロードサイディングを輩出するなど、初年度に41頭の産駒がデビューして12頭が勝ち上がり、合計18勝。獲得賞金415万1305豪ドル(約4億500万円)は215万9935豪ドルで次点のタソートの約2倍だった。