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​マキシマムセキュリティのサウジC失格確定、ミッドナイトビズーが繰り上がり勝利

2024年08月03日 11:29

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 サウジアラビアジョッキークラブ(JCSA)審査委員会は現地2日、2020年2月に行われた賞金総額2000万ドルのサウジカップの結果に関して、1位入線したマキシマムセキュリティを失格とし、2位入線だったミッドナイトビズーが繰り上がり1着となったことを正式発表した。

 この第1回サウジカップを巡っては、レースから約1カ月後にマキシマムセキュリティを管理していたJ.サーヴィス調教師がドーピング容疑で起訴されたことで長く混乱が生じていた。

 サーヴィス師は2022年に有罪を認めて懲役4年に。そして今年1月には保留されていたマキシマムセキュリティの勝利と優勝賞金1000万米ドル(約14億7000万円)の権利をはく奪するよう、JCSAが審査委員会へ勧告していた。

 マキシマムセキュリティの失格により、最終着順は1着がミッドナイトビズー、2着がベンバトル、3着がムーチョグストとなり、日本から参戦していたゴールドドリームとクリソベリルもそれぞれ5着と6着に繰り上がった。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、ミッドナイトビズーの共同オーナーであるJ.ブルーム氏は「長い間待ったが、ようやく優勝馬として正式に認められてホッとしているし、とてもうれしい」とコメントしている。