現地4日、独デュッセルドルフ競馬場でG1独オークス（3歳牝馬、芝2200m）が行われ、M.ザイドル騎乗のエルレが鮮やかに逃げ切った。

　最内枠から出たエルレは先頭に立って最初のコーナーを通過。そのまま14頭を引き連れてレースをけん引する。最後の直線に入って追い出すと2番手で粘っていたニューヨークシティを引き離し、ゴール前で追い込んできたスパニッシュアイズも1馬身差で退けた。

　さらに3馬身半差の3着は最後にニューヨークシティを半馬身差でかわしたレディメアリー。1番人気に推されていたダーネーションは勝ち負けに加われず5着に終わった。

　M.ぺシュール厩舎のエルレはリライアブルマン産駒。6月のオークストライアルからの連勝でクラシックホースの栄誉を手にした。