英G3グロリアスステークス（4歳以上、芝12ハロン）がグッドウッド競馬場で現地3日に行われ、最後方の5番手から4番手に上がって直線を迎えた2番人気のアルアージーが最後の100ヤードまで包まれ通しとなるも、内ラチ沿いの狭いスペースから一気に1馬身抜け出して勝利を手にした。

　逃げ粘る4番人気のリレントレスボイジャーが、2番手から食い下がる5番人気ファントムフライトとの2着争いをクビ差で制し、1番人気のアイメリックは3番手から伸び切れず4着に終わった。

　アルアージーはシャドウェルが所有するシーザスターズ産駒の7歳セン馬でW.ハガス調教師の管理。昨年8月12日にローズオブランカスターステークスを勝って以来、1年ぶりの白星で重賞は通算5勝目とした。5勝はいずれもG3だが、2021年のG1コロネーションカップではパイルドライヴァーにクビ差の2着もある。