NEWS

ニュース

ニュース/コラム

精彩欠くインスパイラル、陣営がジャックルマロワ賞3連覇へ鞍上交替を模索

2024年08月07日 12:46

  • 友だち追加数

 仏G1ジャックルマロワ賞(現地11日)で3連覇に挑むインスパイラルについて、所有するチェヴァリーパークスタッドの関係者が鞍上交替を模索している。英競馬メディア『racingpost.com』が報じた。

 インスパイラルは昨年までL.デットーリ騎手が主戦を務めてきたが、アメリカ移籍に伴い今年からK.シューマーク騎手が手綱を任されることになった。しかし、初戦のロッキンジステークス(4着)、2戦目のプリンスオブウェールズステークス(6着)と芳しい結果を得られていない。

 オーナー代理のC.リチャードソン氏は「フランキー(デットーリ騎手)は非常に上手く乗っていた。今年の彼女はゲートの出が遅くて簡単にできていない。彼女は5歳でレースというものを解っているが、彼女なりのキャラクターがあり、自信にあふれていて彼女のやりたいようにしたがる」と現状を分析。

「現時点では選択肢を話し合っているだけで、何も決まっていない」「誰が可能で、どんな選択肢があるか。最終決定は2人がする」と、チェヴァリーパークスタッドのP.トンプソン夫人とJ.ゴスデン調教師に委ねられていることを明かした。

 インスパイラルはR.ハヴリン騎手でデビュー勝ち後はデットーリ騎手とのコンビが続き、これまで勝利を挙げたのは2人の騎手のみ。ハヴリン騎手はインスパイラルと同じチェヴァリーパークスタッドが所有する僚馬オーディエンスの主戦を務めている。