豪ギニー覇者サウスポートタイクーン、マイルチャンピオンシップ挑戦が浮上
2024年08月17日 13:18
今年3月にG1オーストラリアンギニーを制したサウスポートタイクーンが、11月に京都競馬場で行われるG1マイルチャンピオンシップに登録したことが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。
サウスポートタイクーンはC.マー調教師が管理するリトゥンタイクーン産駒の4歳馬。オーストラリアンギニーでは女性のJ.カー騎手の手綱でG1初制覇を果たした。
日本から帰国したオーナーのN.ベネット氏は16日、サウスポートタイクーンをマイルチャンピオンシップ、フォークナーパークとアルダカンをG1ジャパンカップに登録したとコメント。
同氏は「京都競馬場を見てきたが、向こう正面の直線が長くてワンターンのコース。フレミントン競馬場ほど長い直線ではないが、サウスポートタイクーンには合っているようだ」「もしあそこでG1を勝てば、彼の価値は確実に上がるだろう」と遠征に前向きな姿勢を見せている。
サウスポートタイクーンは24日のG3ショーカウンティクオリティで再始動し、メルボルンへ向かって9月のG1マニカトステークスに挑戦する予定。その後は日本遠征を判断する前に(高賞金レースの)シルバーイーグルとゴールデンイーグルのためにシドニーに戻るという。