アレイビアンナイトの引退が決定、ヒルンデールFで種牡馬入り
2024年08月22日 12:00
昨年の米G1パシフィッククラシックを制したアレイビアンナイトの引退が決定。ヒルンデールファームでの種牡馬入りが発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
アレイビアンナイトはB.バファート厩舎が管理していたアンクルモー産駒の4歳馬。クラシックは不出走だったが、昨年7月のG1ハスケルステークス3着から、9月のパシフィッククラシックでG1初制覇。11月のG1ブリーダーズカップクラシックでは4着に入った。
しかし長期休養からの復帰戦だった今年7月のG2サンディエゴハンデキャップでは見せ場なく4着。これがラストランとなった。通算成績は6戦3勝。
バファート調教師は引退発表後、「昨年の状態に戻っていない。もっと時間が必要だが、その時間がない。私は再びアロゲートのような状況にはなってほしくないんだ」とコメント。かつてBCクラシック、ペガサスワールドカップ、ドバイワールドカップを連勝しながら、その後は3連敗で引退したかつての管理馬を引き合いに出していた。