英G2ロンズデールCを制したヴォーバン、昨年は1番人気のメルボルンCに再遠征も
2024年08月28日 13:20
現地23日、英ヨーク競馬場で行われたG2ロンズデールカップ(3歳以上、芝16ハロン56ヤード)は、道中6、7番手を追走した3番人気のヴォーバンが最後の1ハロンで抜け出し、最後方の9番手から猛追する8番人気アルナイルを振り切った(短アタマ差)。
3馬身差の3着に2番人気のグレゴリーが逃げ粘り、1番人気のポイントロンズデールは2番手追走から伸び切れず、勝ち馬に7馬身余り離されて5着に敗れた。
ヴォーバンはW.マリンズ調教師が管理するガリウェイ産駒の6歳セン馬で、昨年8月のG3バリーローンステークス以来となる2度目の重賞勝ち。この他に障害G1を3勝している。
ヴォーバンを所有するR.リッチー氏は英競馬メディア『attheraces.com』などに対して「ウィリー(マリンズ師)がどうしたいのか知らない。彼は愛セントレジャーに登録していたが、メルボルンもプランにある。ハンデキャッパーの評価を見てからにする」と、昨年は1番人気で14着に終わったメルボルンCへの再遠征に含みを持たせている。