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シンエンペラーで凱旋門賞を目指す矢作師、「来年以降のために今年挑戦したい」

2024年08月30日 12:08

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 札幌で開催されているアジア競馬会議にて、シンエンペラーで今年の仏G1凱旋門賞に挑戦予定の矢作芳人調教師が登壇した。

 2020年の凱旋門賞馬ソットサスの全弟にあたるシンエンペラーは、今年のクラシックで皐月賞5着、東京優駿3着。休養を経て現地27日に仏シャンティイの清水裕夫厩舎に到着し、9月14日のG1アイリッシュチャンピオンステークスに備えている。

 矢作師はシンエンペラーの状態について、「長旅だったので少し疲れ、体重もやや減っているが、パフォーマンスには影響がない。コンディションにはとても満足している」とコメント。

 さらに「ずっと3歳馬で凱旋門賞に出走したいと思っていた。シンエンペラーは来年も出走するチャンスがあるが、来年や今後数年間のために最大限の経験を積むために今年出走させたい」と続け、欧州トップクラスの馬が集まる愛チャンピオンSでどれだけ戦えるか知りたいと語った。