シーザスターズ手掛けた名伯楽がシティオブトロイに言及、BCクラシック制覇の好機と予測
2024年08月30日 12:12
かつて名馬シーザスターズの調教師だったJ.オックス氏が、英ダービー馬シティオブトロイの米G1ブリーダーズカップクラシック挑戦について、今年は大チャンスかもしれないと感じているようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
オックス氏は「シティオブトロイはダート種牡馬(父は米三冠馬ジャスティファイ)の血統だが、(BCクラシックでクビ差の2着だった)ジャイアンツコーズウェイ(父ストームキャット)もダート血統で母馬もダートの活躍馬だった。ヨハネスブルグ(父ヘネシー、BCジュベナイル制覇)もダート血統だった」と指摘。「クールモアは芝とダート両方への挑戦に熱心で、J.マグニアも種牡馬たちが芝とダートの両方のタイプの産駒を出せることを示したいと考えている」と続けた。
そして今年の米ダート路線について「今年は3歳馬に傑出した存在がおらず、4歳世代も弱いため、挑戦するなら今年だろう」と分析。「シティオブトロイは見ていて面白い馬だし、かなり優秀でもある。どうなるか楽しみだ」と話していた。