愛チャンピオンS（G1、芝2000メートル、9月14日＝レパーズタウン）へ向け、エイダン・オブライエン厩舎の馬たちの動向が決まりつつある。30日、レーシングポスト電子版は愛ダービー馬ロスアンゼルス（牡3）が英セントレジャーではなく、愛チャンピオンSから凱旋門賞（G1、芝2400メートル、10月6日＝パリロンシャン）というローテになる可能性が高まったことを伝えた。一方で、愛チャンピオンSでクールモアの主戦ライアン・ムーア騎手（40）がロスアンゼルスではなく、ディープインパクト産駒オーギュストロダン（牡4）に乗る予定であることを伝えている。

　エイダン・オブライエン調教師は「ロスアンゼルスはレパーズタウン（愛チャンピオンS）に向かうと思います。もし彼が上位4頭に入ることがあれば、その後に凱旋門賞に向かうと考えています」とコメント。また、「ライアン（ムーア）はオーギュストロダンに乗ると思う。ただ、まだ何も決まっていないし、もちろん、馬場状態によって変わる可能性もあります」と続けている。

　日本からはシンエンペラー（牡3、矢作）が出走を予定している愛チャンピオンS。エイダン・オブライエン厩舎はオーギュストロダン、ロスアンゼルス、ルクセンブルクの3頭の出走が見込まれている。

出典：日刊スポーツ