現地8月31日に米デルマー競馬場で行われたG2デルマーハンデキャップ（3歳以上、芝11ハロン）は、内ラチ沿いで3、4番手をキープした1番人気のゴールドフェニックスが、直線入口で逃げ馬の内に開いたスペースをすくって接戦を制した（クビ差）。

　逃げた3番人気のダイシーモーチャラが最後方の6番手から追い込む木村和士騎乗のバルニコフ（4番人気）をアタマ差で抑えて2着を確保し、2番人気のマスターピースは2番手追走も粘りを欠き5着に終わった。

　ゴールドフェニックスはP.ダマート調教師が管理するベラード産駒の6歳セン馬で、このデルマーHは2022年から3連覇を達成。重賞は5月のチャールズウィッティンガムステークスに続く6勝目とした。この勝利により、ゴールドフェニックスはブリーダーズカップターフの優先出走権を獲得している。