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豪G3コンコルドSはアイアムミーが快勝、1年ぶり復帰のギガキックは5着

2024年09月08日 10:27

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 現地7日、豪G3コンコルドステークス(3歳以上、芝1000m)がランドウィック競馬場で行われ、逃げ馬の後ろで3、4番手を追走したアイアムミーが内ラチ沿いから抜け出すと、背後から外に持ち出されて追いすがる1番人気ベラニポティナを振り切った(0.23馬身差)。

 さらに1.91馬身差の3着に10番人気のウェイトゥザスターズが逃げ粘り、1年ぶりの実戦復帰を迎えたギガキックは勝ち馬とともに2番人気の支持を集めるも、ベラニポティナの外から伸び切れず勝ち馬に3馬身後れの5着に終わった。

 アイアムミーはアイアムインヴィンシブル産駒の6歳牝馬で、ベラニポティナとともにC.マー調教師が管理。これが昨年10月14日のG3シドニーステークス以来となる重賞3勝目だが、その直後からマニカトステークス、インビテーションステークスでの2着など、5戦連続のG1挑戦でいずれも4着以内に好走していた。

 豪競馬メディア『racing.com』はギガキックに騎乗したJ.マクドナルド騎手のコメントを紹介しており、同騎手は「十分すぎる走りだよ。スタートが決まり、道中も中団でスムーズだった」「(終盤に)150mほどスプリントしてすぐに脚が上がった。初戦で上がり32秒台はとてもきついから、使い出しとしては凄く良かったよ」と評価している。

 なお、コンコルドSの賞金総額100万豪ドル(約9500万円)は、同日のG1モイアステークスの総額75万豪ドルよりも高く、ギガキックは出走馬で唯一かつ勝ち馬より3.5kg重い60.5kgの斤量を負担していた。