呼吸器の感染症のため休養に入っている愛2000ギニー馬ロザリオンが、今年はもう出走せず来年6月のロイヤルアスコット開催でのG1クイーンアンステークスを目標に立て直すことが分かった。

　ブルーポイント産駒のロザリオンは2歳時に仏G1ジャンリュックラガルデール賞を制覇。今年は英2000ギニーで2着に敗れたが、愛2000ギニーとセントジェームズパレスステークスの両G1を連勝した。

　ただし7月末の英G1サセックスステークスを体調不良で出走取消。以降も夏のマイルG1戦線で姿を見せていなかった。R.ハノン調教師は秋のレースが柔らかい馬場になる可能性が高いことも今年の残りを全休する要因のひとつだとしている。