ドイル騎手とブラッドセル、愛G1フライングファイブSも制す
2024年09月17日 11:35
現地15日、愛カラ競馬場でG1フライングファイブステークス(芝5ハロン)が行われ、H.ドイル騎乗のブラッドセルが1番人気に応えた。
直線コースでふたつに分かれた馬群のうち、外ラチ側の3番手につけたブラッドセルは残り1ハロン付近からスパートして先頭へ。そこへ馬場の中央寄りから2番人気のビリービングが追いすがったが、ブラッドセルが1馬身1/4差の勝利を収めた。
3着はさらに1馬身1/4差で人気薄のマカロワ。3番人気の3歳馬ブカネロフェルテは7着に終わった。
A.ワトソン厩舎のブラッドセルはタスリート産駒の4歳馬。女性ジョッキーのドイル騎手とのコンビで昨年の英G1キングズスタンドステークス、前走の英G1ナンソープステークスを勝っており、今回で3度目のG1制覇となった。
競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、ワトソン調教師は今後について10月の仏G1アベイドロンシャン賞と11月の米G1ブリーダーズカップターフスプリントを挙げ、「ロンシャンでひどい馬場や枠順になるのは嫌だ。ブリーダーズカップが彼にはぴったりだろう。どちらかひとつか、あるいは両方がプランとなる」と話している。