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加2歳G1サマーSはニューセンチュリー、牝馬G1ナタルマSはアンドワンモアタイムが制す

2024年09月18日 11:25

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 現地14日にカナダのウッドバイン競馬場で2歳馬による芝8ハロンのG1が2鞍行われ、サマーステークスは英国から遠征した2番人気のニューセンチュリー、牝馬限定のナタルマステークスは地元の6番人気アンドワンモアタイムが制した。

 サマーSのニューセンチュリーは最後方の10番手からとなるも、中間点までに1頭をかわして1番人気アルクドラの背後へ。マークして迎えた直線では蛇行するアルクドラと馬体を接しながらねじ伏せ、1馬身1/4差をつけて勝利を収めた。

 ニューセンチュリーはA.ボールディング調教師が管理するカメコ(父キトゥンズジョイ)産駒の牡馬で、カメコと同じくカタールレーシングの所有。6月28日のデビュー2戦目にドンカスター競馬場で初勝利を挙げ、4戦目の前走はソールズベリー競馬場のリステッドで2勝目を挙げていた。なお、これがカメコにとって産駒のG1初制覇となった。

 また、ナタルマSのアンドワンモアタイムは発馬良く2番手で流れに乗ると、3番手の3番人気ヴィクセンを連れて直線に入り、追いくらべにクビ差で競り勝った。1番人気のマウンテンブリーズは大外枠から馬群の外に置かれ続けたこともあり8着に沈んだ。

 アンドワンモアタイムはM.キャシー調教師が管理するオマハビーチ(父ウォーフロント)産駒で、8月8日のデビュー2戦目にサラトガ競馬場のダート5.5ハロンで勝ち上がり。今回が初の芝レースだった。

 この勝利により、ニューセンチュリーはブリーダーズカップジュベナイルターフ、アンドワンモアタイムはBCジュベナイルフィリーズターフの優先出走権を獲得している。