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英老舗競馬メディア、シティオブトロイをBCクラシックで最高評価

2024年09月21日 13:37

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 レーティングの先駆けとして知られる英競馬メディアのタイムフォーム社が、11月の米G1ブリーダーズカップクラシックに向けた同社独自の「タイムフォームレーティング」を更新。初のダート挑戦となる英ダービー馬シティオブトロイがレーティング130でトップとなった。

 同127で2番手評価を受けたのは、昨年の米2歳王者で8月に米G1トラヴァーズステークスを制したフィアースネス。122の3番手にはKYダービー3着以降は出走していない日本馬フォーエバーヤングと、KYダービー2着やトラヴァーズS3着など勝てないながらも善戦を続けているシエラレオーネが並んだ。

 いまだBCクラシック未勝利のA.オブライエン調教師が、過去最高の結果を残したのは2000年のジャイアンツコーズウェイでの2着。3歳時にG1を5連勝してアイアンホースと呼ばれた同馬もレーティング130の評価を受けていた。

 同誌のハンデキャッパーを務めるJ.プライス氏は「今年のBCクラシックでは地元の米国勢に傑出した馬がいないことから、オブライエン調教師がシティオブトロイで初勝利を収める絶好の機会になるかもしれない」と語っている。

 また同氏はシティオブトロイの父である米三冠馬ジャスティファイがすでに米国のダートレースで種牡馬として成功していることが後押しになるとし、「デルマー競馬場の短い直線も、シティオブトロイがこれまでの走り方を再現できれば有利になるだろう」と続けていた。