ネクストが米G3グリーンウッドカップ圧勝で7連勝、BC参戦も浮上
2024年09月23日 12:25
現地21日米パークスレーシング競馬場でG3グリーンウッドカップ(ダート12ハロン)が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたネクストが10馬身差の圧勝を収めた。
外目の枠から2番手につけたネクストはポジションをキープしたままレースを進め、第3コーナーで馬なりのまま先頭に。その後も鞍上のL.マチャド騎手の手はほとんど動くことなく後続を突き放し、2着のマジックマイケル以下をちぎり捨てた。
W.コーワンズ厩舎のネクストはノットディスタイム産駒の6歳セン馬。4歳秋のG2アライアンスステークスで重賞初制覇の遅咲きで、去勢後の5歳から本格化。ダートの中長距離戦に狙いを定め、昨年6月のG2ブルックリンステークスから今回まで重賞4勝を含む7連勝と快進撃を続けている。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、次走には2歳時のブリーダーズカップジュベナイル(14着)以来のG1挑戦となるブリーダーズカップターフ(芝12ハロン)かブリーダーズカップクラシック(ダート10ハロン)が浮上。
コーワンズ調教師は「もし自分が決めるならば、ダート戦をあきらめて(芝の)12ハロンを走るべきだと感じている」とコメント。「強力な欧州勢と対戦することになるのは理解しており、その点は心配。一方でダート10ハロンではペースが不安だ」と語り、関係者とじっくり話し合うとしている。