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レベルスロマンスが2年ぶりに独G1オイロパ賞制覇、BCターフに照準

2024年09月23日 12:35

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 現地22日、独ケルン競馬場でG1オイロパ賞(芝2400m)が行われ、1番人気に推されていたレベルスロマンスが接戦を制した。

 レースは昨年の2着馬トレバウナンスが逃げ、独ダービー馬パラディウムが2番手で追走。レベルスロマンスは中段の4番手につける。隊列に大きな変化なく最後の直線に入ると、レベルスロマンスは外からスパート。残り300メートル付近で先頭に立つと、最後は後方から伸びたストレイトに食い下がられたものの、クビ差で振り切った。

 3着はさらに2馬身3/4差で独G1ハンザ大賞勝ち馬のロルダノ。パラディウムは直線で力尽き、最下位の6着に沈んだ。

 C.アップルビー厩舎のレベルスロマンスはドバウィ産駒の6歳セン馬。世界各国に遠征する現役屈指のジャーニーマンとして知られ、2022年にはドイツでベルリン大賞とオイロパ賞の両G1を連勝後に米G1ブリーダーズカップターフを制覇。昨年はアクシデント続きで未勝利だったが、今年は2月にドーハG3アミールトロフィー、3月にG1ドバイシーマクラシック、5月に香港G1チャンピオンズ&チャターカップを連勝し、今回は7月末の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス3着以来のレースだった。

 アップルビー調教師は競馬メディア『Thoroughbred Daily News』にて「BCターフを楽しみにしている」と語っている。