現地21日の米G1ペンシルベニアダービーで2着だったストロングホールドは、9ハロンから距離を短縮して8ハロンのG1ブリーダーズカップダートマイルに向かうようだ。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。

　P.ダマート厩舎のストロングホールドはゴーストザッパー産駒の3歳馬。春は9ハロンのG1サンタアニタダービーを制したが10ハロンのG1ケンタッキーダービーは7着で、ここ2戦は8.5ハロンのG3インディアナダービーと9ハロンのペンシルベニアダービーで連続2着だった。

　ダマート調教師は「過去2戦はペースが向かなかった」とスローペースを敗因に挙げたうえで「（6ハロン通過が）1分9秒から10秒になれば、彼は恐ろしい存在だ」とし、距離を短縮して速いテンポのレースで走らせたいと考えている。