タピットトライスが米G2ウッドワードSを快勝、BCクラシック参戦が濃厚に
2024年09月29日 14:20
現地28日、米アケダクト競馬場で行われたG2ウッドワードステークス(3歳以上、ダート9ハロン)は、発馬ひと息で最後方の4番手に置かれた3番人気のタピットトライスが、2番手から先に抜け出した1番人気スキッピーロングストッキングをゴール前で差し切った(3/4馬身差)。
タピットトライスは二の足がつかず向正面では先頭から5馬身余りの最後方に置かれ、4頭が接近して迎えた最終コーナーの手前でも詰まって鞍上が手綱を引く場面。しかし、直線では3馬身ほど先に抜け出したスキッピーロングストッキングを図ったように差し切った。2番人気のクルーピはさらに13馬身1/4差の3着に終わっている。
タピットトライスはT.プレッチャー調教師が管理するタピット産駒の4歳牡馬で、11カ月ぶりの今季初戦だった7月のモンマスカップに続く通算4度目の重賞勝ち。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、プレッチャー師はブリーダーズカップクラシック参戦を意識してこの一戦に臨んでおり、これからオーナーたちと相談するとコメントしている。