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​オーギュストロダン、ジャパンカップ前に凱旋門賞へ参戦の可能性

2024年09月30日 12:20

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 A.オブライエン調教師は今年の仏G1凱旋門賞に愛ダービー馬ロスアンゼルスらを出す予定だが、すでにG1ジャパンカップ参戦を発表しているディープインパクト産駒オーギュストロダンの登録も残す意向を示した。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 オーギュストロダンは昨秋、9月にG1アイリッシュチャンピオンステークスを制した後、凱旋門賞は回避して11月の米G1ブリーダーズカップターフを勝利。今年は愛チャンピオンSで2着の後、11月のジャパンCが引退レースになることが決まっている。

 オブライエン調教師は「オーギュストロダンは馬場が速くなった場合に備えて(凱旋門賞の登録を)残す。ただ、恐らくそうはならないだろう」とコメント。「昨年は凱旋門賞に出さなかったが、当時の馬場は速かった。今回は同じミスはしない」と続けた。ただし「ロンシャンの馬場が速くならない限り、日本に直行することになると思う」とも付け加えている。

 オブライエン厩舎から凱旋門賞に出るのはロスアンゼルスのほか、ルクセンブルクとハーツクライ産駒のコンティニュアスの3頭が確定的。長距離王のキプリオスは仏G1カドラン賞へ向かい、初の2400メートルで5着に終わった3歳牝馬のオペラシンガーは2000メートルの牝馬限定戦である仏G1オペラ賞を目指すという。