現地29日、米サンタアニタパーク競馬場でG2ゼニヤッタステークス（3歳以上牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、T.ベイズ騎乗のシュガーフィッシュが快勝した。

　シュガーフィッシュは序盤で5頭立ての最後方に待機し、馬群が詰まった向こう正面で内から4番手に浮上。さらにコーナーワークで2番手まで上がると、直線では前を行くアルファベラを残り1ハロンで内から差し切り、1馬身半差の勝利を収めた。

　J.マリンズ厩舎のシュガーフィッシュはアクセラレイト産駒の3歳馬。6月のG2サマータイムオークスで重賞初制覇を飾り、前走のG1クレメントL.ハーシュステークスは6着止まりだったが、見事な巻き返しで重賞2勝目を手にした。

　なお米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、陣営はシュガーフィッシュのG1ブリーダーズカップディスタフ挑戦には時期尚早であるとして、来年まで待つつもりだと話している。