【凱旋門賞】「すべて青信号」メンディザバルがニエル賞2着デリウスに好感触「チャンスがある」
2024年10月02日 13:42
ニエル賞2着から凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)に参戦するデリウス(牡3、J・ルジェ)が1日、ドーヴィル競馬場で最終追い切りを行い、コンビを組むイオリッツ・メンディザバル騎手(50)が「かなりチャンスがある」と手応えを語っている。
パリチュルフ電子版によると、メンディザバル騎手は最終追い切りを終え、「レース5日前ですが、すべてが青信号(順調)です」とキッパリ。前走ニエル賞が初コンビで、「追い切りに乗るのは初めてですが、今朝は微調整でした。残り300メートルからしまいを伸ばしました」と内容を説明している。
デリウスはソットサスとエースインパクトで凱旋門賞を制しているジャン・クロード・ルジェ厩舎の3歳馬。今年4月の遅いデビューだったが、無傷の3連勝でG3リス賞を制し、G1パリ大賞では初黒星(3着)を喫したものの、1番人気の評価を受けた。前走ニエル賞も2着に敗れたが、1着ソジー、3着ルックドゥヴェガが凱旋門賞の有力候補となっているだけに、侮れない存在だ。「個人的には凱旋門賞でかなりチャンスがある馬だと思います」と好感触のメンディザバル騎手。短期免許で来日経験があり、日本のファンにもおなじみのベテランジョッキーが初の凱旋門賞制覇なるか。