フィアースネス全弟メンティーが米G3フューチュリティSを快勝、次走でG1獲りへ
2024年10月05日 13:30
現地4日、米アケダクト競馬場でG3フューチュリティステークス(2歳、芝6ハロン)が行われ、2023年の米2歳王者フィアースネスの全弟にあたるメンティーが重賞初制覇を果たした。
好スタートから2番手に付けたメンティーは楽な手応えのまま逃げるエピタフに並びかけ、残り1ハロン付近で競り落として先頭に。そのまま後続との差を広げ、最後は2着に上がってきた1番人気のゲートトゥワイヤーに3馬身半差の快勝を収めた。
メンティーは兄と同じT.プレッチャー厩舎のシティオブライト産駒。デビュー勝ち後に臨んだ前走のG1ホープフルステークスでは6着に終わったが、初の芝レースで見事な変わり身を見せた。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、プレッチャー師は「このレースのタイミングと距離は彼にぴったりだと感じていた。ここからの選択肢はたくさんある」とコメント。今回の勝利でG1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリント(芝5ハロン)の優先出走権を獲得したが、次走はG1ブリーダーズカップジュベナイルターフ(芝8ハロン)になる可能性が高いと付け加えている。