【凱旋門賞】シンエンペラー坂井騎手「ゲームでいっぱい凱旋門賞に乗っているので」/一問一答
2024年10月05日 14:51
凱旋門賞(G1、芝2400メートル、6日=パリロンシャン)でシンエンペラー(牡3)に騎乗する坂井瑠星騎手(27)が4日、フランス・シャンティイのフランスギャロ事務所で会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-フランスで何度も乗った経験があるし、フランスで最初に騎乗したレースを勝っている
初めてのレースでは、清水先生(清水裕夫調教師)に素晴らしい馬(フォールインラヴ)を用意していただき、そのおかげで勝つことができました。
-今回、最高の調教師(矢作師)、最高の馬(シンエンペラー)とのコンビで勝ちに来たと
はい。もちろん、そのために来ました。
-前走を振り返って
非常に厳しいレースでしたけど、凱旋門賞もそのように厳しいレースになると思います。当時の馬のコンディションを考えても、次の凱旋門賞に向けてという意味では、人馬ともにいろいろな経験ができて、悪くないレースだったと思います。
-11番枠について
1がふたつ並んでいるので、いいんじゃないかなと思います。
-初めての凱旋門賞挑戦となるが、どんな準備をしてきたのか
もちろん過去のレースもたくさん見ましたし、「G1ジョッキー」というゲームで、いっぱい凱旋門賞に乗っているので、初めてと思っていないです(笑い)。まだこれからのレースまでの時間で、相手関係を含めて、しっかりもっと準備したいと思います。
-2日に同じ藤田オーナーのフォーエバーヤングでジャパンダートクラシックを勝利した。現在の心境は
(フォーエバーヤングで)負けたらちょっと飛行機に乗るのも嫌だなと思っていたんですけど、無事に勝てたので良かったです。
-凱旋門賞への思いは
僕にとってというのはもちろんですけど、日本の馬がまだ勝ったことがないということで、日本人の、日本のホースマンにとっての夢というのが一番大きいです。この大舞台に矢作先生と一緒に立てるというのが、非常にうれしいです。
-今年の凱旋門賞は混戦模様。相手関係はどう見ている
混戦だと思いますし、当日の天気であったり、馬場であったり、枠であったり、すべてがかみあった馬が勝つのかなと思います。
-日本から唯一の参戦。日本のファンへひと言
前走のレース後、非常に順調にこられていると思いますし、僕がいない間もスタッフの皆さんがしっかりと乗っていただきました。あとは、レース当日を無事に迎えて、僕がしっかり乗るだけだと思うので、遅い時間になりますけれども、皆さんに応援していただけたら、と思います。