【凱旋門賞】シンエンペラーは直線伸びず12着、矢作師「残念以外の言葉はない」
2024年10月07日 14:05
<凱旋門賞>◇6日=仏パリロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡・牝◇出走16頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億5700万円)
今年も日本競馬界の悲願達成はならなかった。シンエンペラー(牡3、矢作)は中団を追走。もまれない外めで運び、フォルスストレートを抜けてから満を持して追い出したが、伸びきれず12着に敗れた。
坂井騎手は「いい位置にはつけられました。(馬場は)どの馬も同じなので。自分の中で満足のいく乗り方はできましたが、結果を出せなかったのが残念です」と唇をかんだ。
矢作師は肩を落としながらも「残念以外の言葉はないです。前走よりはるかにいい状態だと思いました。馬場に関しては一切言い訳するつもりはありません。今日の馬場はほぼ想定通りだったと思います。まだ次は考えられませんけど、オーナーに恩返しする意味でも、どこかで勝てるようにやり直していきたい」と前を向いた。