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【凱旋門賞】2着アヴァンチュール「来年はさらに良くなる」フェルラン師は勝者を祝福

2024年10月07日 17:10

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<凱旋門賞>◇6日=仏パリロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡・牝◇出走16頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億5700万円)

 ヴェルメイユ賞2着から挑んだアヴァンチュール(牝3)が2着に好走した。前走後は同日に行われた牝馬限定のG1オペラ賞と両にらみ。主戦のギュイヨン騎手がソジーに騎乗するため、ステファン・パスキエ騎手を起用し、見事に結果を出した。

 管理するクリストフ・フェルラン師は「凱旋門賞ですよ」と好走に喜びを隠さなかった。「凱旋門賞にするか、オペラ賞にするか、ものすごく悩みましたが、こんなやり取りがありました。(馬主のレーシングマネジャーの)イヴ・ビュロー氏が『2400メートルで最高の牝馬ですね』、私が『では、(オペラ賞の)2000メートルを走らせるのはどうなのでしょう』と。『上位3頭までに入ると断言はできなかったけど、素晴らしいレースをしてくれるはずです』と私は言いました。そして、彼女はそのとおりに走ってくれました。アヴァンチュールは4歳になったら、さらに良くなります」と早くも来年の活躍を期待していた。

「アットザレーシズ」電子版はフェルラン師と勝ったブルーストッキングのラルフ・ベケット師が同じ釜の飯を食べた仲間だと紹介。フェルラン師は「昔、彼はピーター・ウォルウィン調教師(名馬グランディを管理)の助手をしていて、私たちはそこで6カ月一緒に過ごしたので、お互いをよく知っています。彼は素晴らしい人物で、トップトレーナーで、最高の牝馬を管理しています。凱旋門賞初制覇、ウェルダン(よくやった、おめでとう)」と祝福の言葉を伝えている。

出典:日刊スポーツ