豪G1ザメトロポリタン、ランドレジェンドがザルドジとの激闘を制す
2024年10月09日 12:30
豪ランドウィック競馬場で現地5日にG1ザメトロポリタン(3歳以上、芝2400m)が行われ、中団追走の3番人気ランドレジェンドが直前の2番人気ザルドジと最終コーナーから一杯に叩き合って頭の上げ下げを制した(0.05馬身差)。
ランドレジェンドは序盤から中団に控え、直前にザルドジを見ながら折り合いに専念。最終コーナーの手前から捲り気味に加速してザルドジの外に併せると、ゴールまで抜きつ抜かれつの追いくらべを際どく制した。
さらに3.41馬身差の3着も接戦となり、5番手キープの1番人気アンユージュアルレガシーが後方から追い上げる16番人気トラストインユーを差し返して抑え込んだ。
ランドレジェンドはガリレオ産駒のセン馬で英国のJ.ファーガソン厩舎から2022年11月にデビューし、昨年10月を最後に豪州のC.ウォーラー厩舎に移籍。この9月に復帰して今回が2戦目だった。豪州では5歳表記だがフランス生まれのため4歳秋の馬齢に相当し、この勝利で重賞初制覇としている。