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豪G1マイトアンドパワー、デニーナレッジがミスターブライトサイドを振り切る

2024年10月13日 08:05

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 豪G1マイトアンドパワー(3歳以上、芝2000m)が現地12日にコーフィールド競馬場で8頭により争われ、3番人気のデニーナレッジが2番手以下を離して単騎逃げの形に持ち込むと、3番手から追い上げる1番人気ミスターブライトサイドを0.75馬身差に封じて勝利を手にした。

 発馬良くハナに立ったデニーナレッジは他馬の鞍上が抑える中で軽快に飛ばし、中間点では2番手に5馬身、ミスターブライトサイドをさらに約1馬身離す。直線には3馬身ほどのリードで突入し、追いすがるミスターブライトサイドを振り切った。さらに0.75馬身差の3着には後方2番手からアティシュ(2番人気)が続いている。

 デニーナレッジはA&S.フリードマン調教師が管理するプライドオブドバイ産駒の牝馬。アイルランド生まれで6歳秋の馬齢に相当する。昨シーズン終盤に前オーナーからユーロンインベストメンツが購買し、それに伴いM.ケント厩舎から移籍した。重賞は昨年11月のメイトリアークステークス以来となる3勝目でG1初制覇としている。

 豪競馬メディア『racing.com』は、S.フリードマン師がレース後の状態次第でデニーナレッジをコーフィールドカップに出走させる方針と報じている。

 なお、ミスターブライトサイドを共同管理するB.ヘイズ調教師は、勝者を称えつつも前走のジョンFフィーハンステークスからの連敗に「非常にフラストレーションが溜まる」「チャンスはあったし、クレイグ(ウィリアムズ騎手)も上手く乗っていた」「言い訳はしない。一つ言うなら乾いた馬場だ」と話し、コックスプレートでは多少の雨が降ることを願った。