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ブロードサイディング、豪G1コーフィールドギニーで黒星もコックスプレート挑戦へ

2024年10月13日 08:09

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 豪コーフィールド競馬場で現地12日に行われたG1コーフィールドギニー(3歳、芝1600m)は、ここまでG1レース3勝を含む5連勝中で単勝1.80倍の人気を集めたブロードサイディングが、勝ち馬から1.25馬身差の4着に敗れる波乱の結果となった。

 9番枠のブロードサイディングはスタート直後にやや挟まれる格好となり、二の足がつかず後方からの競馬。内ラチ沿いに潜り込む一方で最終コーナーから馬群の外に持ち出されて懸命に追い上げるも、勝ち馬が逃げ切る展開の中で捕らえ切れなかった。

 対照的に1着のプライベートライフ(4番人気)は5番枠から発馬良く先手を奪ってマイペースに持ち込み、背後の3番手から食い下がる9番人気フェローチェを振り切った(0.15馬身差)。さらに0.75馬身差の3着にはブロードサイディングの外から先に仕掛けた5番人気エヴァポレイトが続いている。

 プライベートライフはC.ウォーラー調教師が管理するリトゥンタイクーン産駒の牡馬で重賞初制覇。2歳終盤の5月22日にデビュー2戦目で勝ち上がり、ここにはG3コーフィールドギニープレリュード4着から臨んでいた。これで通算5戦3勝としている。

 なお、豪競馬メディア『racing.com』によると、J.カミングス調教師はブロードサイディングの走りについて粘り強くベストを尽くしたと評価。「一つ分かっていることは、彼の状態が悪くなることはないということだよ」とさらなる良化を予見し、予定通りコックスプレートに挑戦する可能性を示唆した。

 また、コックスプレートの前売りでブロードサイディングはヴィアシスティーナと並び5倍で2番人気タイ。プログノーシスが4倍で1番人気、プライドオブジェニは5.50倍で3番人気と報じられている。