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シティオブトロイはBCクラシックで引退、種牡馬に転身へ

2024年10月13日 08:12

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 クールモアスタッドは現地12日、シティオブトロイが米ブリーダーズカップクラシックを最後に引退し、種牡馬入りすることを公式サイトで発表した。

 シティオブトロイは2歳の昨年にデューハーストステークスを制すなどしてカルティエ賞の最優秀2歳牡馬を受賞。3歳の今年は初戦の英2000ギニーで9着と思わぬ大敗を喫するも、続く英ダービーで復権するとエクリプスステークス、前走の英インターナショナルステークスまでG1レース3連勝し、次走のBCクラシックでは初のダートに挑戦する。

 公式サイトでは関係者のコメントを紹介しており、A.オブライエン調教師の「彼は間違いなく我々が管理してきた中でベストホースだ。疑いはない」「彼のすることが初めからそれを示していた。ファンタスティックな気質と素晴らしいストライドを備えた最もアメージングな馬さ。疲れを感じさせずにレースの終わりまでひたすら走り続けるから、ライアン(ムーア騎手)にとっては彼を止めることが仕事だった。彼がどれほどの物を秘めているのか我々にはまだ分からない。信じられないような種牡馬になると思う」と絶賛。

 また、MV.マグニア氏は「1歳時に彼は我々が生産したジャスティファイ産駒の一番馬で、愛ダービー週にデビュー勝ちする前でさえ、エイダン(オブライエン師)はかつてないほど彼に熱を上げていた」とオブライエン師の言葉を裏づけている。

 なお、シティオブトロイの種付け料は後日発表としている。