8月末の米G1パシフィッククラシック（ダート10ハロン）で2着と好走したフルセラーノが、日本からフォーエバーヤングらが出走を予定している同距離のG1ブリーダーズカップクラシックではなく、8ハロンのG1ブリーダーズカップダートマイルへ向かう見込みであることが分かった。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、J.サドラー調教師は「デルマー（パシフィッククラシック）から戻った後に、彼は体調を崩してしばらく休んだ」「（9月28日のG1）カリフォルニアクラウンにも出られなかったし、10ハロンを走る準備ができるか分からない」と話しているという。

　フルセラーノはアルゼンチンで生まれたフルマスト産駒の5歳馬。今年になって米国に移籍し、新天地初戦だった8月のダート8ハロンの一般戦を勝って臨んだパシフィッククラシックでは伏兵ミクストの半馬身差2着に入っていた。