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ブラッドセルは英ナショナルスタッドで種牡馬入り、BCターフスプリントで引退

2024年10月17日 12:35

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 欧州で現役トップクラスのスプリンターであるブラッドセルが現地112日の米G1ブリーダーズカップターフスプリントを最後に引退し、来年から英ナショナルスタッドで種牡馬入りすることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 A.ワトソン厩舎のブラッドセルはタスリート産駒の4歳馬。昨春にロイヤルアスコットでの英G1キングズスタンドステークスを勝つと、今年の夏には英G1ナンソープステークスと愛G1フライングファイブステークスを連勝。今月6日の仏G1アベイドロンシャン賞は2着だった。

 ナショナルスタッドCEOA.カー氏は「ブラッドセルをナショナルスタッドに迎え、ナセル殿下のヴィクトリアスレーシングと提携できることをうれしく思う」とコメント。「ブラッドセルは近年では傑出したスプリンターで、素晴らしい体格をしている。12月のセールでブリーダーに紹介するのが楽しみ」と語った。

 なお初年度の種付け料はBCターフスプリント後に発表されるという。