O.マーフィー騎手がキャリア4回目となる英国平地競走のリーディングジョッキーになることが確定した。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　マーフィー騎手は現地17日のレース前の時点で162勝をマーク。19日の英チャンピオンズデーで終了となる今シーズンを前に、2位のR.ライアン騎手（108勝）、3位のT.マーカンド騎手（103勝）に大差をつけていた。

　29歳のマーフィー騎手は2019年から3年連続リーディングジョッキーに輝いて以来のタイトル。今季の英G1は豪州馬アスフォーラでキングチャールズ3世ステークス、カーデムでクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスと2勝を挙げている。またカナダG1のサマーステークスもニューセンチュリーで制した。

　マーフィー騎手は日本との関わりもあり、2019年にはスワーヴリチャードでG1ジャパンカップを勝利。同年の英G1ナッソーステークスではディアドラを勝利に導き、2021年にはマルシュロレーヌで米G1ブリーダーズカップディスタフを制す快挙を達成した。