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【BCクラシック】デルマソトガケとフォーエバーヤング、世界に誇る2頭が豪華併せ馬

2024年10月19日 14:05

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<BCクラシック:国内最終追い切り>

 米国競馬の祭典・BCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=米デルマー)に向け、19日に栗東トレセンで国内最終追い切りが行われた。

 豪華リハだった。日本が世界に誇る2頭デルマソトガケ(牡4、音無)とフォーエバーヤング(牡3、矢作)が、Cウッドで併せ馬を行った。松若騎手(レースはルメール騎手)騎乗のデルマが先行し、坂井騎手騎乗のフォーエバーが内から追いかける形。直線では馬体を併せて、最後はわずかに後者が先着した。

 デルマソトガケは6ハロン82秒0-11秒0と素晴らしい走りを披露した。キビキビとした動きで、雰囲気もいい。生野助手は「動きは良かったですね。最後はまだ余力がありましたし、ここまで順調です。前走(5着)も状態は良かったけど、今回の方が気合乗りがいいです」と上積みを見込む。

 昨年のBCクラシックは惜しくも2着だった。雪辱を果たし、日本馬初の同レース制覇となるか。同助手は「古馬になって全体的にしっかりとしてくれましたし、成長を感じます。あとは、無事に輸送をクリアしてくれれば」と話した。

 フォーエバーヤングも6ハロン81秒6-10秒9と抜群の動きだった。前走のジャパンダートクラシック(1着)をへて、一段とたくましくなった印象。渋田助手は「動きはすごく良かった。最後伸ばす形で、予定通り。前走も100%仕上げていったけど、使ってさらに素軽くなっている。上積みはあると思う」と笑顔を見せた。

 2走前のケンタッキーダービー(3着)以来、2度目の米国遠征でリベンジへ。同助手は「体高も2センチくらい伸びて成長しているし、海外遠征がうれしいのか、検疫馬房に入ると、より元気いっぱいになる。デルマーの小回りコースは向かないけど、ヤングらしい走りで頑張ってくれると思う」と期待を込めた。

出典:日刊スポーツ