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【英チャンピオンズF&MS】ディープインパクトの孫カルパナG1初制覇!来年の凱旋門賞候補?

2024年10月20日 14:26

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<英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズS>◇19日=アスコット(英国)◇G1◇芝2320メートル◇3歳上牝◇出走14頭

 英チャンピオンズデーに新たな“衝撃”だ-。強豪牝馬がそろった英チャンピオンズデーの牝馬限定G1「フィリーズ&メアズS」を制したのは、ディープインパクト系スタディオブマン産駒のカルパナ(牝3、A・ボールディング)だった。ウィリアム・ビュイック騎手を背に2着ウイングスパンに2馬身差の快勝。重馬場で勝ちタイムが2分29秒57というタフな一戦を制した。

 カルパナは前走ケンプトンパークのG3セプテンバーSを制したばかりだったが、これがG1初挑戦で初制覇となった。同馬を生産、所有しているのは今年の凱旋門賞を4歳牝馬ブルーストッキングで制したジャドモントファーム。ブルーストッキングは昨年のこのレースで2着に敗れ、その時点ではG1未勝利だっただけに、カルパナの来年の飛躍を期待する声が早くも上がっている。

 大手ブックメーカーのコーラル社は来年の凱旋門賞へ向け、カルパナの単勝前売りオッズを21倍に設定。「レーシングポスト」電子版は管理するアンドリュー・ボールディング調教師のコメントを伝えており、師は「素晴らしい牝馬です。(馬主の)ジャドモンドはもし、ブルーストッキングとカルパナが対決することになったら、頭が痛いかもしれませんね」と喜びを爆発させている。

 カルパナの父スタディオブマンはディープインパクトを父に持つフランスダービー馬。初年度産駒から大物牝馬の誕生となった。

出典:日刊スポーツ