エミリーアップジョンのBC遠征が決定、ターフかフィリー&メアターフの二択
2024年10月23日 12:20
J&T.ゴスデン厩舎のエミリーアップジョンが僚馬ランニングライオンとともに米ブリーダーズカップに遠征することになった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。
エミリーアップジョンは前走のG1ヴェルメイユ賞で3着に終わったが、1着のブルーストッキングと2着のアヴァンチュールが続く凱旋門賞でもワンツーを決めことにより、エミリーアップジョンの戦績も厚みを増した。
BC遠征に向けてエミリーアップジョンをフレッシュな状態にしておくため、凱旋門賞には使わなかったというジョン・ゴスデン師は「凱旋門賞の勝ち馬と2着馬に続いたのなら、その時の戦績は“本物”になるということさ。それに、デルマーは彼女の長所を伸ばすのにひと役買う気がする。彼女は速い馬場を好むし、それはデルマーで常に得られるものでもあるから、連れていくのが楽しみだよ」と狙い通りの遠征であることを明かした。
ゴスデン師はエミリーアップジョンを12ハロンのBCターフと11ハロンのBCフィリー&メアターフに登録してあるとし、どちらを選択するかは出馬登録の直前まで保留するとのこと。その一方、前走のG1オペラ賞で2着のランニングライオンはフィリー&メアターフのみの登録と話している。
なお、オペラ賞を制した僚馬フレンドリーソウルはBCフィリー&メアターフの回避が決定。ゴスデン師は4歳の来年も現役続行と明かした。