ナショナルトレジャーがBCダートマイル回避、前走後に脚部不安
2024年10月26日 11:03
米G1を3勝している強豪ナショナルトレジャーが、前売り1番人気に推されていた現地11月2日の米G1ブリーダーズカップダートマイルを脚部不安のため回避することが発表された。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。
B.バファート厩舎のナショナルトレジャーはクオリティロード産駒の4歳馬。昨年はクラシックのG1プリークネスステークスを勝ち、BCダートマイルはハナ差の2着。今年はペガサスワールドカップとメトロポリタンハンデキャップの両G1を勝っている。
しかし9月28日のG1カリフォルニアクラウンステークス2着後は脚部不安に悩まされて調教できず。バファート調教師は「(回復に)もっと時間が必要なので(BCダートマイルには)出さないつもり。残念だがタイミングが全てだ」と語った。
なお同師はナショナルトレジャーが再びレースに復帰するのか、引退するのかは未定だとコメント。同馬は引退後はスペンドスリフトファームでの種牡馬入りがすでに決まっている。