【コックスプレート】歴史に残る圧勝劇!ヴィアシスティーナに「ジャパンCに来てください」
2024年10月26日 17:26
<コックスプレート>◇26日=オーストラリア・ムーニーバレー◇G1◇3歳上◇芝2040メートル◇出走9頭◇賞金総額505万オーストラリアドル(約5億1000万円)1着305万オーストラリアドル(約3億900万円)
ヴィアシスティーナ(牝6、C・ウォーラー)の歴史に残る圧勝劇だった。直線入り口で日本のプログノーシスをアッサリ抜き去ると、残り50メートルから鞍上のジェームズ・マクドナルド騎手が馬上で立ち上がり、勝利をアピールしながら悠々とゴールを先頭で駆け抜けた。
欧州でデビューし、昨シーズンはアイルランドのG1プリティーポリーSでG1初制覇。牡馬相手の英チャンピオンSで2着に好走した実力牝馬。その後、セールで購買されてオーストラリアに移籍すると、早くもG1・4勝目。通算では19戦9勝(G1・5勝)となった。
管理するのは名牝ウィンクス(コックスプレート4連覇など)で知られるクリス・ウォーラー調教師。鞍上のジェームズ・マクドナルド騎手は一昨年アナモー、昨年ロマンチックウォリアーに続くコックスプレート3連覇となった。
ヴィアシスティーナはジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)、香港カップ(G1、芝2000メートル、12月8日=シャティン)、香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル、同)に予備登録を行っており、SNS上には「ヴィアシスティーナ強すぎ。ジャパンカップ来ても勝負になりそう」「ヴィアシスティーナさんもジャパンカップに来てください」というファンの声も…。南半球最強牝馬の今後の動向から目が離せなくなってきた。