現地27日、仏サンクルー競馬場でG1ロワイヤルオーク賞（芝3100m）が行われ、ダイワメジャー産駒のダブルメジャーが昨年からの連覇を達成した。

　スローペースで無理なく先行したダブルメジャーは逃げた古豪トゥルーシャンから差のない2番手の好位をキープ。中盤でいったん3番手に下がったが、最終コーナーで内を突いて上がっていくと、残り400メートル手前でトゥルーシャンをかわして先頭に。そのまま追撃をしのいでゴールに飛び込んだ。

　1馬身1/4差の2着はゴール寸前でトゥルーシャンを差した1番人気の凱旋門賞5着馬セヴェナズナイト。さらにアタマ差でトゥルーシャンが続いた。

　C.フェルラン厩舎のダブルメジャーはアイルランドで生まれたダイワメジャー産駒の4歳馬。昨秋にパリロンシャン競馬場で行われたロワイヤルオーク賞を7馬身半差で圧勝し、今年は夏にケルゴルレイ賞など仏G2を2連勝。前走の仏G1カドラン賞は最下位の5着に沈んだが、今年はサンクルー開催のロワイヤルオーク賞で名誉挽回した。